虫歯の予防、歯の修復まで幅広い配合成分

トゥースメディカルホワイトEXの外箱にかいてある「成分一覧」をみると、どの歯磨き粉でも見かけるる水、グリセリン、エタノールを除くと、合計31 種類の成分がはいっています。
その一覧を書き出してみると、以下のようになります。
清浄補助剤 | PEG-32 PEG-6 メタリン酸Na 三リン酸5Na ピロリン酸4Na リンゴ酸 パパイン プロテアーゼ アスコルピン酸 |
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湿潤剤 | 白金 フムスエキス ナタマメ種子エキス スイカズラ花エキス コンドロイチン硫酸Na デキストリン BG |
清浄剤 | ラウロイルサルコシンNa 亜塩素酸Na |
防腐剤 | シメン-5-オール セチルピリジニウムクロリド |
清掃剤 | ヒドロキシアパタイド |
甘味剤 | キシリトール |
粘結剤 | キサンタンガム |
増粘剤 | ヒドロキシエチルセルロース |
可溶化剤 | ポリソルベート80 |
pH調整剤 | リン酸2Na リン酸K |
着香剤 | 香料 |
もちろん、ph調整剤、増粘剤、防腐剤、香料など、直接歯磨きには関係ない品質保持のための成分も入っているので全てではないですが、以前のバージョンに比べると単純に3倍以上の成分数になっています。ちなみに以前のバージョンの成分情報がネットに落ちていたので書き出してみると…
以前のトゥースメディカルホワイトEXの 成分一覧 |
カルボキシメチルセルロースナトリウム メタリン酸ナトリウム ポリエチレングリコール6000 グリチルリチン酸ジカリウム 塩化セチルピリジニウム 香料(アップルミント、ナタマメ) Nε-ラウロイル-L-リジン 水酸化ナトリウム |
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香料を2つとカウントしても、合計9種類のみ。メタリン酸と香料を除くと、全ての成分が入れ替わっている…!もはや名前こそ一緒であれ、中身は全く違う別商品といってもいいかもしれませんね…。 これだけ成分が入っているせいか、【効能】の部分にも、
むし歯を防ぐ、歯を白くする、歯垢を除去する、口中を浄化する、口臭を防ぐ、歯のヤニをとる、歯石の沈着を防ぐ
と盛りだくさん。ホワイトニングだけを考えると正直お高い商品ですが、他の効能も合わせると、そこまでコスパの悪い商品ではないのかもしれません。
他アイテムでは有名な(?)成分ピックアップ
成分の一覧を眺めていると、他のアイテムでは一押し成分!として入っているなじみの名前が目立たずしれっと入っていたりしています。全部あわせるとはっきりいって4~5アイテムくらいは軽くまとめられるんではないかなと…。 知っている範囲でその成分をピックアップして、個人的に解説したいと思います。
白金
英語ではプラチナ、トゥースメディカルホワイトEXの説明書にはナノ化プラチナと書かれています。いったいに何に効果があるのか…、説明書にも書かれていないので少しネットで調べてみましたが、活性酸素を除去する効果があるのだそうです。 口の中の状態は酸性の状態が続くと虫歯ができやすく、一定の時間は酸性の頻度を下げる必要があります。活性酸素はご存知酸性。酸性の原因を根本から取り除いてくれる効果があるみたいですね。
ヒドロキシアパタイド
アパガードでおなじみハイドロキシアパタイトと仲間(原料となる燐灰石に由来)ですね。歯のエナメル質を構成する成分。イオン結合によって歯の再石灰化を促進し、虫歯になりにくい状態をつくってくれます。
キシリトール
こちらもアメやチューインガムでおなじみですね。そもそもは、酸を中和する作用があり、口の中のph値をさげることによって虫歯が増殖しにくい環境をつくることが特徴なんだそうです。虫歯の原因菌となるミュータンス菌の増殖も防ぐことができるのだそうです。
ナタマメ種子エキス
以前のバージョンでは、香料として配合されていましたが、新たに湿潤剤として配合されています。温泉宿のおみやげコーナーなどでよくみかけるナタマメ配合の歯磨き粉。どういう効果があるのか調べてみたところ、諸説あるみたいですが、一番多く見かけたのが口臭の予防やネバつきを除去する作用があるのだそうです。すっきり感をアップさせる作用もあるのだとか。
パパイン
アメリカ産の歯磨き粉にはよく入っているのを見かけたパパイン。パパイアに入っているのかと思いきや、ナマのパイナップルに多く含まれる成分なのだそうです。
酵素のひとつとして数えられ、タンパク質を分解する効果があるのだそうです。歯磨き粉にはその作用を利用して着色汚れのタンパク質を分解するために入っているのだそうです。
いかがでしょうか?他にも今後気になる成分があったら調べてみようと思います。